なぜ学力格差は起きるんでしょうか
現在効率の小学校に子供を通わせています。
学力格差の問題がテレビで紹介されるたび、我が子の学力が心配です。
なぜ学力格差が起こるのでしょうか。
我が子がほかの子よりも落ちこぼれないためには何をすればいいんでしょうか。
今は学校の宿題しかしていないのですが、塾に行くべきなのでしょうか。
学力格差は富裕層でも起こる
一般的に塾に行けば落ちこぼれることはないと思われています。
そのため塾に行くことのできる富裕層は学力レベルが高いと思われがちです。
しかし一概にそうとは言えません。
世の中には富裕層でも学力の低い子たちがいます。
特に富裕層では学力差の二極化が顕著です。
あくまでも経済力や塾に行くかどうかが学力をつける方法ではありません。
本人のやる気がなければどのような学習機会を設けても学力は身に付くことがないのです。
保護者の声掛けは大切です
子どもの成長に保護者のかかわりは不可欠です。
学習においても保護者のかかわり方で成果が違ってきます。
子どもは生まれてきたときには無限の可能性を持っていますが、可能性をつぶすのは保護者です。
保護者の言葉が否定的なものの場合には子どもが自己肯定感を下げてしまい意欲や学力低下に大きく影響をします。
否定的な言葉を使うのではなく極力ポジティブな言葉をかけることを心がけてみましょう。
そうすると自分に自信が持て、勉強はもちろんのこと様々なことに対して挑戦しようという意欲が持てます。
学力を上げる方法は勉強することだけではない
学力を上げようと思うと勉強をさせなければならないと思われがちです。
しかし勉強がすべてではありません。
読書をしたり、博物館を訪れたりすることも必要です。
とにかくたくさんの経験をすることで知識が広がりますし、興味関心を持つことができるようになります。
このような勉強をしようと思う下地を作ることも保護者に大切なことなのです。
勉強するための下地を作ることは難しいことではありません。
家族と会話をすることや、お手伝いをすることも役立ちます。
そのため保護者は日常生活の中でどんどんと色々なことに挑戦する機会を作ることが大切です。
たくさんの経験をすることで子どもたちは興味関心を持つことが出てきて、そこからどんどんと気になることを自発的に勉強していくようになります。
興味関心が持てれば自然と子供たちは本を読んだりインターネットで調べたりして知識を身に付けるようになり、これが勉強する習慣につながるのです。
自発的に勉強するようになるためにも、自己肯定感を下げないようにするためにも子どもが興味を持ったことには否定的な声掛けをしないようにしましょう。
たとえ勉強に無関係そうなことであったとしても、ポジティブな声掛けをすることでさらに興味あることを増やし自発的に取り組むことが増え、最終的には学力をつけることができるのです。