子どもが作文を書けなくて困っています
学校でも作文の宿題がよく出されます。
毎回子どもは何を書けばいいかわからないといい、アドバイスをしますが全く書き進められません。
そのためいつも最終的には親が横から口出しし、ほとんど言われた通りに書く状態です。
作文をうまく書けるようになるためには何かコツはあるのでしょうか。
親にできる手助けがあれば教えてください。
作文が書けない理由は何を書けばいいかわからないから
作文は夏休みの宿題でも多くの子が最後まで残すものです。
苦手に感じている子たちは多くいます。
作文に苦手意識を持つ子が多いのは何を書けばいいかわからないのが原因です。
自由に何を書いてもいいものだからこそ、どうすればいいかわからずペンが進まなくなります。
作文が苦手という子たちも何を書けばいいかが分かればかけるようになる子がほとんどです。
そこで書くことが何かを決める手伝いをしてあげるようにしましょう。
作文に書く題材の決め方
題材を決めようとしても初めのうちはなかなかうまく決められません。
決められたとしてもそこから書き進められないことも多いです。
そこでおすすめなのが、まずは何でもいいから題材となりそうなことを書きだしていくようにします。
あくまでも題材となりそうなものなので文章にする必要はありません。
箇条書きでキーワードを出して並べていくだけで十分です。
いくつか書き出していくとだんだんと似たようなテーマのものが出てきます。
同じテーマのものが多く出てくれば興味関心があるものや文章にしやすいものの可能性が高いです。
出てきた単語をカテゴリー分けしてそこから作文にできそうなテーマを見つけることにしましょう。
作文のテーマが決まったらプロットを作成するようにします。
最初から文章を書こうとするとだんだんと書いている途中にゴールが見えなくなり手が止まる可能性が高いです。
そこで事前にある程度はナシの道筋を決めるようにしましょう。
プロットを作成することで文章がどのくらいの長さになるかの見当もつけられます。
あまりにも短くなりそうな場合にはエピソードを書き足すようにしたり、ボリュームを増やす部分を決めたりしていきましょう。
こうやってプロットを仕上げていけば下書き段階でかなり仕上がります。
初めのうちはこの作業を子どもが一人でしようとしてもうまくいきません。
ほとんど横から大人が声をかけて仕上げることになる可能性も高いです。
しかし何度も繰り返していけば自然とキーワードを抽出したりプロットを作成したりするコツが見えてきます。
作文は一度で上手に書けるようになるものではありません。
何度も経験し、少しずつ親が横から介入する頻度を減らして一人で書けるように練習をしていきましょう。