Q.毎日掃除しているがほこりっぽいと感じるのですがなぜでしょう?
家を毎日掃除しているのですが、どうもすぐに家具やテレビの上などにほこりが溜まるのが早いような気がします。
自分の掃除の仕方が良くないのか、他になにか原因があるのかを知りたいです。
もし何かできることがあるのなら、部屋をすっきりさせるための対策を教えてください。
A.掃除しても部屋がほこりっぽい原因と対策
そもそも、ほこりが発生する原因を考えましょう。
まず部屋に敷いているカーペットやラグ、ソファや布団などの家具から出る繊維や毛が、室内に漂うことでほこりっぽくなります。
ペットがいるのであれば、動物の毛もやはりほこりっぽさをより強くする原因となります。
床ばかり掃除をしていて、こうしたほこりの原因となるところを掃除していないと、ほこりっぽさはなかなか取れないでしょう。
他にも、エアコンや加湿器は室内の温度や湿度を調整するために必須なのですが、しっかりとメンテナンスをしていないとほこりがたまりやすくなります。
エアコンのフィルターが汚れていたり、加湿器の水槽にカビが発生していたりすると、それらが室内に放出されほこりっぽさの原因となります。
こうした点を踏まえて、効果的な掃除の仕方をマスターしましょう。
たとえば部屋のソファーなどのやカーペットは、定期的に掃除することが大切です。
掃除機を使って、繊維や毛、ほこりを取り除きます。
また、カーペットやラグは、専用のクリーニング剤を使って汚れを落とすこともできます。
可能であれば、カーペットを繊維質のものではなく、ゴム製やコルク製のものに替えることも検討してみましょう。
特にハウスダストアレルギーの症状が出ているのであれば、こうした対策をした方が安心でしょう。
別々に掃除をしていくのではなく、床や家具の表面、窓ガラス、カーテンなど、部屋のあらゆる場所をまとめて掃除し、ほこりを取り除くことが大切です。
また、物の整理整頓をすることで、ほこりの発生源を減らすことができます。
室内に物がたくさんあると、それだけほこりが溜まりやすくなるからです。
本や服などはつい置きっぱなしになりがちで、そこにほこりが溜まるのでこまめに片付けましょう。
部屋を定期的に換気することで、室内の空気を入れ替えることができるので大切なのですが、掃除の前に窓を開けるのは逆効果です。
ほこりが舞ってしまい、掃除をした後にまた浮遊しているほこりが落ちてきてしまうからです。
そのため、掃除をしてから窓を開ける、もしくは換気は掃除とは別のタイミングで定期的にする方が良いでしょう。
空気清浄機を入れることも検討してみましょう。
ほこりや花粉、ダニなどを取り除くことができますので、特にアレルギーを持っている人や子どもや高齢者など、健康に配慮が必要な人たちには効果的な対策となります。
