1. >
  2. >
  3. リモートワークで色々とストレスがたまります…もっと快適に仕事がしたいです
リモートワークを行う男性

リモートワークで色々とストレスがたまります…もっと快適に仕事がしたいです

現在在宅勤務で仕事を進めてます。ただ、子どもが小さくリモートワーク専用の部屋が無いので職場のようになかなか集中できません。

また、メンバーと距離があるぶん、コミュニケーションが取りづらいと感じます。MTGがあるときはZOOMをつないで話をしますが、ちょっとした質問を口頭でさらっと聞けないのがちょっと…。

通勤の移動時間が減ったのでそれは助かりますが、リモートワークゆえでの悩みが出てきているので、それを解消したいです。

リモートワークで悩みを抱えている方はたくさんいらっしゃいます

質問者の方と同様、新型コロナウイルスの影響によりリモートワークで仕事を進める方が増えてきました。
通勤の負担が無いため、すぐに仕事を進められるのが大きな利点のリモートワークですが、自宅と職場は環境が異なるぶん、在宅勤務ゆえでの悩みを抱える方もたくさんいらっしゃいます。

株式会社ビズヒッツが、リモートワークを現在行う全国の男女961人を対象に「リモートワークの悩みに関する意識調査」を実施したところ、あらゆる悩みを抱えていることが分かりました。

集中しづらい

質問者の方がおっしゃるように、1位として挙がったのが「集中しづらい」という悩みでした。
一人暮らしの方であればわりかし集中できるかと思いますが、質問者の方のように子どもがいらっしゃる家庭だと、子どもの世話や遊び相手を求められるケースが多いとのことです。

リモートワーク専用の個室があれば、そこにこもって仕事に打ち込めますが、個室がないと家族の声が常に聞こえてくるので、どうしても集中力が途切れがちになります。また、家族から買い物や掃除の手伝いを求められたり、同居人も同じようにリモートワーク勤務のため、互いのやり取りが気になるという意見もありました。

コミュニケーションが取りづらい

コミュニケーションが取りづらいという回答は今回2位に挙がりました。
物理的に距離が離れているぶん、会社の人とやり取りをする場合は、電話・チャット・メールでのやり取りが主になります。状況によっては電話ができない環境もあるため、すべて文面でのやり取りが求められることも。
電話では1分ほどで済ませられる内容でも、メールやチャットを介すると2~3分かかるのでやきもきするという意見が見られました。

また、連絡はツールを介してできるにしても、ほんのちょっとしたことが聞きづらくなった、上司への軽い相談のハードルが以前に増して高くなったとの声も上がっています。相談・連絡等を行う場合、相手の状況を確認したうえでオンラインMTGを設定する必要が出てくるので、今までよりも気を遣うことが多くなっているかもしれません。

リモート環境が整っていない

リモート環境が整っていないという悩みも多く聞かれました。
自宅にあるテーブルとイスがパソコン作業に適していないと、それだけで集中力が途切れるものです。会社にはパソコン&モニターが設置されているため、効率的に仕事が進められるが、自宅はパソコンオンリーのため、生産性が下がるとの意見もありました。中には簡易的な台でパソコン作業をしている方もいらっしゃるようです。

また、リモートワークには無くてはならないネット環境ですが、自宅のインターネット回線が遅い・通信の混み合う時間だとWEB会議が滞ってしまうという、致命的な悩みも。ネット環境が整っていないと、仕事に支障が出てしまうため、結構なストレスがたまるかもしれません。

オンオフの切り替えが難しい

仕事をすぐに取り掛かれるのがリモートワークの利点ではありますが、そのぶんオンオフの切り替えが難しいという意見も。ずっと自宅で作業をしていると、休日と出勤日のメリハリがつきにくい・常に仕事中のモードになり、オフの切り替えがしにくい声が上がっています。
就業時間の区切りを自分できちんと設けられたら良いですが、人によっては仕事の切り替えや休憩に入るタイミングがはかれず、仕事に没頭し過ぎる方もいらっしゃるようです。

通勤時間を利用して読書や買い物をする方にとって、通勤時間が無くなるのは仕事帰りの楽しみやリラックス時間を奪われたようで、モチベーションが下がるかもしれません。

運動不足・太る

通勤時間が長ければ長いほど、歩く時間や移動距離が増えます。家→職場への距離はもとより、社内での移動や顧客先への訪問など、通常出勤の場合は歩く機会が増えるものです。

しかし、リモートワークをすると自ずと家から出ることが少なくなります。人によっては1日1000歩も歩かなくなった・冷蔵庫の中にある物や家に置いてあるお菓子などをつまんだ結果、太ったという意見もいくつか見られました。一日中座りっぱなしで作業を進めるため、腰痛や足のむくみ、目の疲れなど、体のあちこちに支障が出る場合も。

ずっと同じ姿勢を保っていると、体は悲鳴をあげることになるので、仕事終わりは外に出てウォーキングをする・お菓子は極力置かないといった対策が必要になってくるでしょう。

近隣の騒音が気になる

昼間職場で仕事をしている場合、昼の自宅近隣の様子は分かりません。
ですが、リモートワークでずっと自宅にいると、隣人のドアの開け閉めや上からの音、笑い声が気になるなど、今までは気に留めなかった音が騒音として感じられるものです。

また、学校のチャイムや子どもの声をはじめ、近隣で工事が行われていると、集中力が欠けるだけでなく音の大きさによっては会議がスムーズに進められません。このような騒音が一度気になると耳障りに感じるため、仕事に没頭できる環境を整える必要があります。

水道光熱費や通信費がかさむ

日中自宅で仕事をしているぶん、水道光熱費や通信費はどうしてもかさみます。エアコンを使う季節の場合は、今までの料金の2~3倍かかったというケースも。会社から携帯電話の支給が無い場合、電話会社や通信会社のプランによって自腹の出費がふくらむ可能性があるため、中には通常出勤のほうが経済的に良いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

リモートワークを円滑に行う改善策

コミュニケーションツールの導入

コミュニケーション不足に落ちると、生産性の低下だけでなく会社への帰属意識が弱まると言われています。自宅にいても職場と同様、気軽に話せるコミュニケーションツールを利用しましょう。

オンライン会議に適したツールとして有名なのがZOOMです。リモートワーク普及に伴いシェアを伸ばしているツールで、無料でも利用可能なので気軽に使えるのが高ポイント。

ビジネスチャットとしては、ChatworkやSlackです。セキュリティ対策に優れているChatworkは、メッセージを受け取った相手が確認しやすいよう、送付相手に「TO機能」が設定されています。リアクション機能も設けられているため、メッセージに返信せずとも確認の有無を知らせることも可能。

一方、Slackは世界150ヶ国の企業で導入されており、個人間はもとよりチームでやり取りができるツールです。社内に適したコミュニケーションツールを導入し、円滑に業務を進めましょう。

チャットコミュニケーションの上手く利用するポイント

ChatworkやSlackを上手く利用する場合、2つのコツがあります。
チャットを上手く利用するポイントの一つは、文章の書き方や絵文字の使い方です。メッセージを受け取った相手が瞬時に判断できるよう、結論ファーストで短くても伝わる内容を作成しましょう。

相手への質問・要望からではなく、現状を先につらつら書くと相手にも伝わりにくくなるので注意してください。顔が見えないぶん、内容によっては誤解を与える可能性もあるので、適度に「!」や絵文字を使うと感情ものせられます。

また、会社の独自ルールをつくることも一つの手です。メッセージの内容によってすぐに返信ができない場合は、「確認します」「検討中です」「今少し手が離せません」といった一言、もしくは絵文字を設定すると、相手が状況を把握しやすくなります。

社員同士の交流として、仕事以外の雑談チャットを設け、とりとめのない会話ができる環境も設定すると気分転換もはかれるでしょう。

個室に近い空間をつくる

株式会社第一興商が、男女300人(20代~50代)に対し行った、リモートワーク作業場所の調査によると、リビング(66%)・自分の部屋(62%)につづき、お風呂(24%)という結果となりました。中には車やベランダで作業する人もいるようです。この結果から一人になる環境が限られていることが分かります。

リモートワーク用の部屋の確保が難しい方は、押し入れやクローゼットを利用できるか確認しましょう。大きさにもよりますが、襖(ふすま)を取り除いた後、棚を机代わりに、そして足元は収納スペースにすれば作業スペースが確保できるかもしれません。

もし、そのような収納場所が無ければ畳1畳分のスペースが無いか確認してみてください。リビングや寝室、キッチンなど、引っ越し依頼開けていない段ボール箱や、積み重ねられた衣装ケースなどを別場所に移動させることで、簡易的なMy書斎がつくれます。子どもの目につきにくいよう、パーテーションを利用するのも一つの手です。

仕事場所を変える

自宅ではなく別の場所で仕事をするのもおすすめです。今リモートワークの浸透により、仕事ができる場所を提供するところが増えてきました。

適した場所としてまず挙げられるのが、シェアオフィスです。シェアオフィスとは、特定の個室を持たないフリーアドレス型のオフィスを指し、自由に席を選べます。複数の企業やフリーランスの方と一緒にオフィスをシェアするスタイルで、時間単位はもとより月契約での利用が可能です。ただし個室ではないのでWEB会議で重要な話をする場合は適しません。

貸切での利用を希望する場合は、レンタルスペースがおすすめです。収容人数・部屋の雰囲気から選べ、Wi-Fi環境が整っているのはもちろん、プロジェクターやホワイトボードなどの設備がほとんどの施設で整っています。

完全なプライベート空間で仕事をするなら、ホテルをはじめとする宿泊施設を利用するのも一つの手です。リモートワークが充実しているプランであれば、無料Wi-Fi完備・仕事がはかどる机やイスも設置されています。個室空間を確保できるので、静かな環境で仕事に集中できるのが大きなメリットです。気分転換もかねて、時に自宅とは異なる場所で仕事を進めてみてはいかがでしょうか。

「ポモドーロ・テクニック」の活用

オンとオフの切り替えをはかる方法として、ポモドーロ・テクニックが挙げられます。
ポモドーロ・テクニックとは、業務に集中する時間を25分に設定し、5分間の休憩を繰り返す方法です。仕上げたいタスクを進める前に、25分後にアラームが鳴るように設定し、業務を進めましょう。

アラームが鳴ったときにタスクを終えていなくても、ひとまず5分間休憩を取ることがポイントです。このテクニックを利用することで集中して作業に取り組めます。

関連記事

自炊がいいのが分かっていますがやる気がでません

Q.自炊が面倒でどうしたらやる気がわきま

キチンと掃除しているのに部屋がほこりっぽい

Q.毎日掃除しているがほこりっぽいと感じ
安心

安心して子供をひとり暮らしさせるには

Q.子供のひとり暮らしで安心できるおすす